
日本やその他の国では、現在はあまり食べないような珍しい肉を栄養源としてきました。キジ肉は精力を増進する効果があると日本で考えられていました。
日本は稲作が中心だったので、動物性タンパク質を摂取する機会が少なかったです。
しかし冬は寒さを乗り切るためにカロリーを摂取する必要があり、キジが最適とされました。日本書紀や平安時代の宮中料理本にも記録が残っており、現在でも宮中の新年祝賀会では「おきじさん」という名前でキジ酒を飲んでいます。
ヤギ肉は低脂肪なのにタンパク質が豊富です。
ジンギスカンにしたり塩コショウをかけて食べます。
日本でも沖縄では風味が強いオスのヤギ、南信州では飼料を工夫してクセを抑えたメスのヤギを食べています。
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またベトナムを中心とした東南アジアでは高級食材として扱われています。
オーストラリアでは先住民のアボリジニがカンガルーを食べていました。
カンガルーはオーストラリアにだけ生息する有袋類で、子供をお腹の袋で育てる姿が愛らしいです。
基本的に草を食べて生きていますが、昆虫を食べることもあります。
アボリジニたちはディンゴなどを使って狩りを行い、蒸し焼きなどにしてほとんど全部の部位を食べました。
ヨーロッパの人々が入植すると、食料にしたり害獣に指定されたことでカンガルーは狩猟の対象となります。
現地のスーパーではルーミートとして販売され、牛肉に違いですが脂肪分が少ない赤身でクセがあるのが特徴です。
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